選挙と音楽
こんばんは。
つい先日、参議院選挙でしたね。
投票率は過去2番目の低水準らしい。
日本の未来に無関心なのか 諦めなのか 妥協なのか
反対に毎回必ず連絡してくる某政党の支持者の高校の後輩がいます。
彼にその政党の政策についてあえて反論すると笑顔で倍返しされます。
いつもは何度かのやり取りでめんどくさくなりこちらから引き上げますが、今回はとことん矛盾をついてやろうとかなり嫌な奴になりきって反論しまくりました。
その後のやり取りで反論が途切れたので流石に諦めるかなと思っていたら、その後長文のメールで支持を訴える内容のものを何発も送ってきました。
ここまで熱心に支持を訴えてきたので感心しました。何か人を信じる力というか信念の力ってやつかもしれません。
人によってこのやり取りは苦痛でしかないかもしれませんが、私の中では一つ自分の殻を破った感じがしました。
一般的に世間で政治の話はタブーと言われいる中で、自分の主張を相手に言いきったこと。
(相手から話題を振ってきたので話しやすかったのも大きい。)
出来ないと思っていた事もやってみればなんてことない。
後輩は選挙の時期は本当に面倒くさいやつですが普段は普通の青年でありとてもいいギタリスト。
私は彼にありがとうと言いました。
彼もまた、真剣に考えていただいてありがとうございますと言ってきました。
互いの主張が違うと分かったら、その違いを理解し合えばいい。
それが人間なんじゃないかと思います。
とある政党の街頭演説でしたしょうか。
ラッパーの方が支持政党の候補者の名前を混ぜながら歌っていました。
普通のステージとは違うエネルギーを感じました。
彼の歌には歌に信念が宿って聴こえました。
自分達で時代を作っているという当事者感覚の共有
これは音楽だからこそ作れる世界感の様な気がします。
私はよく例え話で、音をナイフで切って血が滴れ流れてくる様な音楽が好きだと言います。まさにその音でした。
音楽に政治や宗教が絡む事はタブーなんでしょう。今はほとんどありませんが、やはりそれらをテーマにして作られた曲から出てくるエネルギーが桁違いに違います。
そして広がり方が違います。
セックスピストルズ、ジョンレノン、レイジアゲインストザマシーン。
嘘をついていない音楽だからこそ何十年と語り継がれていくんでしょうね。